このブログも一年ごとのライブのご案内になってしまい、見ている方がいらっしゃるのかどうかわかりませんが、今回一人旅に行って何となく書きたくなって更新する事にしました。
私は良く一人旅に出ます。
そんなでも無いかな?と思ったら、以外に色々と行ってました。
今回も夏忙しくなる前に、近くであまりお金がかからなくて、でも気持ちを切り替えれるくらいに遠い場所で、というので探していて、Ithacaが目にとまりました。NY州、Ithaca。イサカは野中柊さん(新潟県出身と同県です。)という方が書いた、”アンダーソン家の嫁”。という本の中に出てくる場所で、Ithaca出身のアメリカ人と国際結婚をして暮らす日本人女性、ヨモギの日常を描いている小説です。私も留学して間もない頃、色々なカルチャーショックや言葉の壁を感じて共感出来る部分が沢山で、とても好きで良く覚えていました。
1日前にGrayhoundのバス往復チケットを取り、Airbnbで安い場所を予約して、たまたま見つけた乗馬ツアーへ連絡を取って。ギリギリまで決められない私の性格から作られたNY州にあるIthacaイサカへの弾丸、旅のブログです笑。もし、これから何かの縁でIthacaに行きたい、又は行く事になった方への旅のお手伝いとなりますように。お時間ありましたら以下、見てみて下さい。
まず、グレイハウンド、Grayhoundはアメリカのバス会社です。車を運転しない人が安く使える交通手段です。それなので乗客は貧乏学生又はお金のそんなに無い人たち。実は留学1年目の時もこのバス会社でシアトルへ一人旅に行きましたが、夜到着して治安も人も怖い感じでした。夜到着はあまりお勧め出来ませんが、日中であれば全く問題なく使えるバス会社です。これでマンハッタンのPort Authority Bus TerminalからIthacaまで約6時間かかりました。(乗り換えで1時間半待った為。無しであれば4時間位で到着出来ます。)
https://www.greyhound.com/north
チケットは自分で印刷して持参する事をお勧めします。というのもチケットカウンターが長蛇の列で出発ギリギリにようやくチケットをピックアップ出来たからです。ネットで予約をした際、自身で印刷するか、又は当日カウンターでピックアップするかの選択があり、ピックアップを何も知らずに選択した所、朝のカウンターは2人しか働いていない為、長蛇の列。随分待たされました。印刷の器械は全て壊れているし、E-ticketという選択も無いみたいなので、2019年現在、これは知っておいた方が良いと思います。チケットをピックアップしてから朝ご飯買おう!と思っていたのにその時間も無く、直ぐ近くのキヨスクに入っているDunkin Donutでベーグルなど買うのにまた並んで、出発5分前にようやく搭乗。窓側の席は全て取られているので、通路側の席に座ってようやく出発です。
途中でBinghamtonという場所で乗り換えのため、1時間半ほど待ち時間がありました。
どうせだったらちょっと町に出てみようかな、と思って散策。大きな川のある町ですが随分と寂れた感じでしたのでIthacaが少し心配になってしまいました。
ようやく、到着。直ぐにVitisor Centeに行って、情報収集。
地図やバスの乗り方などを聞きに行きます。場所はこちら。
Visit Ithaca's Downtown Visitor Centre
904 East Shore Drive, Ithaca, NY 14850
1-800-28-ITHACA
https://www.visitithaca.com/
チャットも出来て、返信も直ぐにしてくれるので便利です。
随分と綺麗な中心部です。Ithacaはコーネル大学がある町で、町の中心部はほぼ大学のキャンパスと言っても良いくらいです。
実は、私は乗馬が密かな憧れで、NYに来てからブルックリンにある乗馬教室に2回行きました。その他にもツアーで馬に乗った事は何度か。馬はとても大好きなので、NYでは観光客の売り物となっている馬車を見る度に本当!に辛いです。人力車、自転車もあるのに何故わざわざ馬車を選ぶのか、私には理解不能です。(でも乗馬も動物虐待になるのでしょうか?)
Painted Bar StableはIthacaの隣町、Burdettにあります。調べてもらった所、バスが走っているとの事で、なんとか公共交通機関を使って行けるとの事でした。
ところが、バス停を間違えたのか、一向にバスが来ません。結局タクシーで行く事に。
帰りもバスはもう終わっているとの事で、行き帰りタクシーになり、これはとても高くついてしまいました泣。Burdettの町に宿泊すれば良かったかもしれません。でもとても気持ちの良い広々とした場所で、色々な紆余曲折が吹っ飛びました笑。
そしてとうとうツアーへ、私を含めた3人が乗馬をしながら森の中を散策します。
これは本当に良かった。森の中で子鹿に遭遇したり、川で水のみ休憩したり、夕陽の木漏れ日の中でとても癒されました。
ブルックリンでの乗馬レッスンの際、私の乗った馬さんと全くコミュニケーションが取れず、全然動いてくれなかったので今回もそうなったらどうしよう、と不安でしたが、オーナーで今回のツアーインストラクターのErikaさんが、Brumby(私の乗った馬さんの名前)は私の後を付いてくるのが好きだから、とエリカさんの次に並ばせてくれたのでBrumbyが元気そうに歩いてくれました。とにかくお金がかかるので中々レッスンにも行くことが出来ませんが、細々でも続けて行こう!と気持ちを新たにしたツアーでした。
こちらに興味がある方は、ホームページに行くと、Ridingという項目があって、フォームに記入しながら予約を進めて行けます。とにかく情報満載なホームページなのでどこから何をしたら連絡が取れるのか、最初は分からず。電話したり、メールを送ってみたりしましたが全く返信がありませんでした。最後にようやくフォームに記入する事で予約が出来るのがわかり、ギリギリ予約が取れました。
Painted Bar Stable
4093 Lake Avenue
Burdett, NY 14818
607-216-814
http://www.paintedbarstables.com/
今回お世話になったタクシーの運転手は行きも帰りも女性。特にItacaに帰る際のタクシーの運転手さんは、色々情報を教えてもらい、次の日に行く事になるダイナー、Lincoln St. Dinerを教えてくれました。こちらのタクシー会社は、指名制度もあり、女性を指名することが出来るタクシー会社さんだそうです。大変親切なヘザーHeatherさん。多分まだ20−30代の女性だと思いますが、こちらお勧めします。
Collegetown Cab
607-588-8888
夜にairbnbで予約した場所に到着。
こちらの制度、現地の方からホテルより安く部屋を提供してもらうという事で、旅費が安く上がるのは確かですが、やはり私には合いませんでした。借りた場所は男性が住んでいるアパート。やはりトイレ洗面所が汚くて、もう高くてもホテルにしようと思いました。とにかく宿泊を安くしたいという方にはお勧めですが、借りる方のプロフィールや評価を良く調べてから予約する事をお勧めします。
2日目。
という訳で、速攻朝早くアパートを飛び出して、昨日ヘザーさんに教えてもらったダイナーへ朝ご飯を食べに行きました。
Ithacaは町のあちこちに滝があり、コーネル大学のキャンパス内にも滝があって町の中心部からそんなに遠くなく、ダイナーも近くにあるとの事。2日目の予定は滝を何箇所か観に行く事にしていました。
Lincoln St. Diner
309 E Lincoln St
Ithaca, New York 14850-3736
こちらのダイナーは、あまりにもローカルすぎて入ってびっくりしました。毎日来てそうなおじさん達が大集合。カウンターしか空いてなかったので、座って注文します。コーヒーとブルーベリーパンケーキ。アメリカの定番朝ご飯のトースト、ベーコン、卵とポテトも食べたくて悩みました。パンケーキは物凄い量。どの位の量なの?と最初聞いた所、本来は3段だけどどうする?と聞かれて2段にしてもらいました。パンケーキ片面を焼いている間にフレッシュブルーベリーをパラパラと入れてました。美味しかったです。ローカルな雰囲気を味わいたい方にはこちらのダイナーはお勧めです!
お腹パンパンで滝を見に。Ithaca Fallsという滝を見に行きます。
朝早かったので人もほとんどいなくてとても気持ち良かったです。この滝からハイキングできる道もあるようなのですが、私は滝だけ見て、他の場所へ移動。
次は少し離れた所にあるButtermilk Falls State Parkという所へ。
ところが、こちら、森の中をイメージしていてバスで何処で降りて良いか分からず(国道のショピングモールの前から中に入る。)運転手さんに一周して戻ってくるしか無いよ。と言われて結局終点まで行ってまた戻ってくる羽目に。Ithacaは滝とか自然が街からすぐの場所にあるので、普通の住宅街、国道からちょっと入った所にあります。
こちらも気持ちの良い場所。滝の上まで登って降りてくる道があります。
次のバスが来るまで1時間半も待たなければ行けない状態だったので、他のバス停無いかな?とチェックしていた所、少し歩くとあるようなのでダウンタウンに向かって歩き始めます。ところが道の反対方向に渡る歩道が分からなくて結局歩き続ける事に。途中で休憩しにハンバーガ屋さんに入ります。
アメリカに来て直ぐに10キロ近く太った私(泣)。こちらの食べ物、特に田舎はハンバーガーなどの太る食べ物のレストランばかりです。肉、揚げ物、小麦粉、砂糖と揃った食べ物を扱ったチェーン店が立ち並び、健康的な食生活を送るのが困難になります。NYは健康志向の高い都会なのでまだ何とかなりますが、改めて、アメリカの田舎の怖さを見た感じがしました。
そして帰りのバスに乗ってNYへ戻ります。結局道がものすごく混んでいて、帰りも随分遅れました。
見ての通り、珍道中で計画性のない旅になってしまいましたが、1人だし、まあいっか。という感じなので、そういう面では一人旅は楽です。気の合う友達と行ったり、車を運転できる人と一緒に行ったり、もっと計画して旅の予定を立てていたら、もっと楽しめたと思います。
今後コーネル大学に入学希望、またはNYの郊外の町も見てみたいという方にはIthacaはお勧めです。私はまた乗馬にチャレンジしたいのでまた行こうと思っています。
と、こんな感じでした。
おしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿